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本当の美しさを求めてーかぐや治療院

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アルツハイマー型認知症予防(1)

 
 認知症の原因は?
それは、アミロイドベータ(Aβ)タンパク質やタウタンパク質。
認知症の発症の25年も前から、アミロイドベータ(Aβ)タンパク質やタウタンパク質が脳内に蓄積して、神経細胞を壊死させる。このため、これらのタンパク質を直接分解する薬剤が研究されています。
ADの原因としては、加齢、遺伝子型、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、ある種の生活習慣などが指摘されています。加齢と遺伝子型は、対策のしようがありませんが、生活習慣病と、生活習慣については、個人の努力次第でもあり、予防策となる可能性があります。

 生活習慣病については、治療法が日進月歩で発展しており、ご本人がしっかりと養生して治療に取り組めば、十分な効果が期待できます。また食事習慣としては、魚・野菜・果物の摂取が重要で、殆ど魚を食べない人は、毎日1回以上魚を食べている人に比べ、ADの危険が約5倍となります。また、運動習慣としては、有酸素運動で高血圧などが改善し、脳血流量も増すため発症の危険を減少するとされています。日記記載、文章の音読、楽器演奏など知的生活習慣も重要です。

喫煙でADの発症リスクが1.8倍に上昇したとの結果が出ています。

1、ココナッツオイル摂取によるアルツハイマー予防や治療法が注目されています。米国人医師メアリー・T・ニューポート氏が発見。すでに米国では36%の人に改善効果が認められたという結果がでています。アルツハイマー予防なら1日大さじ2を目安に、飲み物や食べ物とあわせて摂取するのがよいという。
 普通の植物油に含まれる長鎖脂肪酸は、胃では消化されずにそのまま通過し、十二指腸に入ってから分解され、腸管壁で吸収されます。その後リンパ管経由で血管に入り、血流にのって体の各組織を廻る間に、細胞に取り込まれてエネルギーとして利用されたり、体脂肪として蓄積されるという経路をたどります。
それに比べ、中鎖脂肪酸であるココナッツオイルは、胃で消化されて、速やかに腸管壁に吸収され、肝臓に運ばれていきます。そして肝臓で燃やされてエネルギーとなり、最後は水と炭酸ガスになってしまいます。
酸化安定性が高く熱に強いのがココナッツオイルの大きな特長ですが、それはココナッツオイルが植物性油脂には珍しく飽和脂肪酸を多く含んでいるからです。
ラウリン酸(免疫力を高め、細胞を強くする働きがある)をはじめ、天然の中鎖脂肪酸が豊富に含まれています。一般的な植物油に含まれる長鎖脂肪酸と比較して消化吸収は4倍、代謝は10倍のスピードで分解・燃焼されます。

2、京都大学院生命科学研究科の垣塚彰教授(分子細胞生物学)らの研究グループは30日、ビールの原料の一つ「ホップ」のエキスにアルツハイマー病の予防効果があることをマウスを使った実験で確認したと発表した。アルツハイマー病の予防方法の開発につながる成果という。ビールに含まれる成分ではないが、サッポロビールが商品開発を進める。2014年1月30日付の米オンライン科学誌「プロス・ワン」に掲載された。

 研究グループによると、予防効果が確認されたのはホップの雌株の花に含まれるエキス。啤酒花(ひしゅか)という生薬として中国では鎮痛薬に、欧米では不眠改善のハーブなどとして使われている。妊婦が大量に飲むことは好ましくないとされている。

研究グループは、Aβの産出を促す酵素に着目。約1600種類の植物エキスを調べたところ、ホップエキスに含まれる成分が酵素の働きを最も強く抑えられることが分かった。

 アルツハイマー病のマウスを使った実験でも、通常の水を飲ませていたマウスは生後9カ月目で記憶力や学習能力の低下が見られたが、生後約1カ月半からホップエキスを溶かした水を飲んでいたマウスの能力低下が見られたのは同15カ月目以降だった。

 垣塚教授は「Aβがたまり始めるとされる40代から摂取するのが望ましいのではないか。予防に加え症状が軽い場合に進行を遅らせる効果も期待できる」と話している。


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